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ピーリングとスクラブとゴマージュの違いとは？ [スキンケア]
暖かくなって、紫外線や皮脂量も増え、
お肌のトラブルや、肌ケアの気になる季節になりましたね。
角質ケア、やっていますか？
角質ケアにもいろいろありますよね
![[るんるん]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/146.gif){kind=small}
今日はそんな角質ケアの中でも、
ピーリングとスクラブとゴマージュの違い
について書こうと思います
ニキビや毛穴トラブルを予防するために、スクラブ洗顔やピーリングなどによって、おうちで気軽に角質ケアを行う人は多いですよね。
このスクラブとピーリング、そしてゴマージュは、「角質ケア」という概念では同じですが、角質ケアの方法は違っています。
スクラブとは、【scrub】:ゴシゴシこすって洗う、（汚れを）落とす。という意味があります。
その英語の意味の通り、
洗顔料などに粒子状の形で配合され、それが肌表面で転がることによって、物理的な摩擦によって角質を剥がて角質・アカを取り、ターンオーバーを活性化させ、毛穴のつまりや肌のくすみを改善するものです。垢すりと同じ原理ですね。
ただし、肌表面に刺激を与えるため、色素沈着などの原因になることもあります。
一方、ピーリングとは、【peeling
】皮をむく、皮膚剥離という意味で、
角質剥離作用がある薬剤を塗布したり、ピーリング成分が配合された化粧品を使用して角質やアカを取り除く方法です。主にフルーツ酸やサリチル酸などの化学物質を使い、角質を剥がしていく、薬剤を利用したケミカルピーリングが一般的ですね。
また、薬剤を用いずに物理的な方法で行うレーザーピーリングなどそれぞれの肌状態があるようにピーリングの種類も様々あります。
もちろんこちらも酸による刺激は多少なりともありますから、お肌の弱い方は、赤くなったりヒリヒリしたりすることも。
またゴマージュ【gommage】とはフランス語で、《削除・消去の意味》であり、天然のハーブや植物の種を使って、古い皮膚の角質を取り除く美容法。また、そのための化粧品のことを言います。
ゴマージュは、ゴマージュ剤を顔に塗り、円を描くようにやさしくこすります。
少しずつ古くなった角質がゴマージュといっしょに消しゴムのカスように落ちていきます。
本来、私たちの肌はターンオーバーによって、古い表皮はその深部に生まれた新しい表皮に角質層へと押し上げられ、最後はアカとなってはがれていきます。
ターンオーバーの理想周期は28日で、本来なら一番外側の肌細胞はすべて入れ替わります。
しかし、加齢などでこの新陳代謝が衰えてくると、メラニン色素の沈着がおこり、しみやくすみなどの原因ともなります。
また、クマやしわなども、この新陳代謝の衰えが原因のものも。
このように新陳代謝の衰えによって、肌は皮膚本来の正常な働きを続けられなくなりお肌のトラブルへとつながってしまうのです。
そこで、古い角質を取り除いてお肌のトラブルを解消しようとするのが、このピーリングやスクラブ、ゴマージュになります。
古い角質が落ちると、どんな効果があるのでしょうか。
・肌のザラつきが改善され、なめらかな手触りになる
・美容成分の浸透力UP
・皮膚のターンオーバー（生まれ変わり）を促進
・美白効果
など、さまざまな効果があります。
頻繁な角質除去ケアは肌に負担大！
角質を剥がすようなスキンケアを頻繁に行っていると、角質が薄くなってしまい、バリア機能が低下してしまいます。そのため、肌を保護するために皮脂分泌が増えます。つまり、ピーリングやスクラブがかえって皮脂分泌を促して吹き出物を誘発している可能性だってあるのです。
角質を過剰に剥がすから角質が過剰に生まれる
例えば、擦り傷や切り傷ができると、私たちの身体はそこを修復しようと、傷の部分では活発に皮膚の再生が起こります。
つまり、過度のピーリングやスクラブによって、角質を取りすぎてしまうと、皮膚の再生がどんどん起こり、角質を過剰に作らせる可能性もあるのです。
ピーリング剤やスクラブ洗顔は少なからず肌に負担をかけるので、週に１回などのペースで間隔をあけて行いましょう。この３つの中では、ゴマージュが一番負担が少ないと考えられますが、ゴマージュもやはり摩擦を利用しているので、お肌の弱い方は特に注意が必要です！
また、これらの角質ケア後は
化粧水などをたっぷりと使って、お肌をしっかり保湿、保護してあげましょう。
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